12月整体的生活3回目です。
今回は身体の免疫力、
風邪、癌について
少しお話をしたいと思います。
皆さんの周りにも多いと思います、
風邪ひいてる人。
前々回ぐらいから、
風邪や、インフルエンザなどに
罹りやすい人は、
水分不足で乾燥してる、
頭の緊張や、足の冷えで
アキレス腱が固くなって
前重心になっている、
食べ過ぎて左右に
体重が偏ってる人などです,
と書いてました。
整体では「風邪の効用」という
身体感があります。
「整体」の創始者「野口晴哉先生」が
書いた本が「風邪の効用」
なのですが、薬など使わず、
風邪を上手に経過して、
風邪をひく前より
丈夫な身体になろう
というスタイルです。
風邪やインフル、コロナなど
怖がる必要もなくなります。
もちろん、「風邪は万病のもと」
と言われるように
注意が必要な症状です。
ですが、
普段から整体生活を実践し、
整体の知識をご存じの方なら
怖がらずに風邪を経過できます。
薬を使わず風邪を
上手に経過すれば、
食べ過ぎからの左右偏りや
頭の使い過ぎで前に偏っていた
体重のかかり方が
だいたい均等にそろうようです。
しかも、
高熱を出し水分補給を促し
水分を吸収しやすい身体に
してしまう、
という身体の能力が
「風邪の効用」です。
緊張しすぎた心と体を
緩めるための症状が
「風邪」だととらえています。
他にも、
高熱を出すプラスの現象
としては、
医師たちの研究で、
癌細胞は39.4度以上の熱で
活動できなくなったり、
死滅するということを
発見しているそうです。
その反対に、
35度以下の体温だと
活発になるそうで、
やはり、癌になる方は
風邪をひかない人が
圧倒的に多いんです。
整体的に見れば、
風邪もひけないほど
緊張した身体という
ことですね。
野口晴哉先生は
「風邪のひき損ないで
ややこしい病気に
なっていることがある」
ともおっしゃられて
いたようです。
つまりは、
風邪をひいて身体の不調を
整えるはずが、
風邪を引けないがために、
身体の不調を
整えることすらできない、
ということです。
だいぶ、一般的にも
世間的にも変わった考えですが、
風邪は「治す」ものではなく、
風邪を引いたなら逆に
うまく利用して、
身体をしっかり整えるチャンス
だということです。
ではまた次回。