9月 整体的生活 ⑥

2025.09.29

福岡県みやま市瀬高町の整体
月2整体指導室です

前回の「食べ過ぎ」の話しですが

野生の動物達は、
腹が減ったら食べて、
腹がいっぱいになったら
食べないので、

お腹が減っていない時は
獲物が目の前を
歩いていても食べないのです。

人間は感覚ではなく、
時間で食べるので、
使ったエネルギー量に関わらず
一定の量を食べていることが多いのです。

しかも野生動物は
食べるまでに
身体をものすごく
使わなければならないし、

何も道具を持たない分、
生活全般で
生命を維持するための
エネルギーが
たくさんいるわけです。

では、現代の人類は?というと

車、エアコン、冷蔵庫、
炊飯器、掃除機、スマホなど、
非常に便利ですが、
その分身体も頭も
動いてないことが
多くなってますよね。

では、食べる量は?というと

年々動かなくなり
食べる量も、
食べてる物の
カロリーも増え続け、
24時間営業のコンビニ、
スーパーもあちこち増え続け、
エネルギーは余り放題です。

ですがしかし、
肝心の使いどころが
ないのが現状です。

野生動物は食料が
豊富にある季節に
発情期が来るように
なっているので、
エネルギーは
子孫を残すために使えます。

では、人間は?というと

本当は発情していても
理性で抑え込みます。

でも人肌恋しくなるのも
事実ですよね。
そこで生まれたのが秋祭りや
芸術やスポーツ、
悩み、激しい感情表現、
がむしゃらな社会貢献などの
余剰エネルギーの
発散方法なのです。

思春期の「青春」とは、
まさに行き先のない
余り過ぎた性エネルギーの
発散行動だったのです。

ちなみに、あまりにも
性の高まり(緊張)が
きつくなってくると
人は良く寝ることと、
逆に食べることによって
緩めていこうとするそうです。

まさに年頃の子供の
行動そのものですね。

話しが脱線しましたが、
食欲の秋は
今の現代人にとっては
余剰エネルギーしか
作らないのです。

しかも、
余り過ぎて使い
きれなくなった分の消費を
病気になることで
消費しようとしてくるのです。

ではまた次回。

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