コロナや風邪などに罹った時に、
整体では
「風邪は治すのではなく、
経過(全う)させてあげる」
という考えがあります。
整体を志す者としては、
風邪は嬉しいことなんです。
整体仲間からは
「良かったね!!」
「もう少し熱が上がったら
もっとよかったのに」
などと言われます。
「は?」
「え?」
と思う方がほとんどでしょうね(笑)
というのも
風邪は
上手く経過できれば
身体を整えてくれるからです。
整体的に見れば、
風邪は身体が
自分のバランスを
保てない時に、
それを整えるために
引くものととらえています。
実際に風邪をひく前の身体は、
左右差が激しくなり、
顔を観れば
極端にどちらかが縮んでいます。
でも、風邪を引き切ると、
偏って弛めなくなった
身体の部分的な緊張が治るのです!
そして、サッパリする!(笑)
ということは
風邪は最高の自己整体法!?
だって、
39,4度以上の高熱で、
癌細胞も動けなくなるか、
無くなってしまいます。
しかも、
誰もが風邪を
引くわけじゃないですよね?
風邪ひく準備ができた身体、
つまり条件が
整った身体が
風邪を引けるんです!!
そこに風邪を引く人と、
引かない人の差が
出るんですね。
扁桃腺が腫れて
熱を出す人は
身体が冷えている人です。
体温が下がると
免疫力が激減しますし、
生殖器や泌尿器に
影響があるので、
扁桃腺を腫らして熱を出し、
身体の無事を保とうと
しているわけですね。
だから
熱は下げずに
出し切った方がいい、
ということになります。
付け加えるなら、
身体を冷やしすぎなければ、
風邪を引く必要がなかった、
ということになります。
風邪は何とかしようという、
自然良能の結果、
ということです。
ではまた次回


